運命の日

2005年6月15日
何事も無く仕事終了。
今日は兄を診療所に連れて行く日。
着替えているとメール来てた。
ママからだ。
「体調悪いから、今日はいいです。」
やっぱり・・・
もうだめだろうな。

家に帰って寝る。
昼ごろにママから電話。
ママ「お兄ちゃんモウロクしてるけど、
   これませんか?」

あ〜モルヒネ打ってるのか。
行っても反応ないしな〜
タータン「夕方、飯食いに行くよ」
ママ「待ってるよ」

とりあえず夕方まで寝る。
夕方、家に行く前に「アジサイ」を買いに
何でかって?
駅にある展示用のアジサイが見事に咲いてるからだ。
兄はたぶん外に出ることは無いだろう。
アジサイをベランダにおいておけば兄にも見えるしね
でもね、売ってないのよ・・・
アジサイの時期じゃないのね。

家に5時に到着。
おや?
鍵が開いている。
そして、家の中に看護婦が3人・・・
ただならぬ雰囲気。
兄は点滴で寝ている。
兄の周りにママ、パパ、看護婦
雑談中。
ママ「今夜か明日の朝までだって
   もう目を覚まさないから」
タータン「・・・」
来るのが遅かったか・・・

午後から頭を抱えだして苦しみだしたそうだ。
看護婦の話だと
頭にもガン細胞が行ったんだろうと
(´Д⊂グスン
30分して嫁到着。
嫁はまだ助かると思ってるのか
兄を起こそうとする
まあ・・・
たとえ意識を戻したとしても
死ぬまで苦しむだけでね・・・
もう、充分頑張ったと思う。

点滴に呼吸を優しくする薬を入れたそうで。
嫁が来た時には穏やかな顔になってた。
酸素吸引機も到着。
あとは時間の問題だ。

次男も到着

兄の隣で皆で夕飯食べる。
兄の食べれなかった、
ご飯・・・

皆も覚悟を決めてるから、兄の分までって事で
残さず食べた。
兄の思い出話をしながら、食べた。
「肉じゃが、サンマの焼き魚、大根の味噌汁、白米、桃」
気づいたら兄の好物ばっかだった。

兄の体は栄養不足だから
体が冷たい、そしてむくんでいた。
だから、蒸しタオルを背中に当ててあげた。
3時間くらい、冷たくなったら暖めなおして。
9時半ごろ、皆起きててもしょうがないので
誰から寝ようかと話した。
呼吸は10秒間隔、かなりゆっくりだ。
間隔がだんだん大きくなっている。

長いから、また書き直します。
。・゜・(ノД`)・゜・。 うえええん

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